ガラスを使って作るインテリアには色々な種類があります。ストームグラスもその1つで、19世紀のヨーロッパでは天気予報の道具として使われていました。透明なガラス容器の中に樟脳や硝酸カリウム、エタノールなどが入っており、気圧・湿度・温度など気候の変化に反応して沈殿・結晶が現れます。中に入れた液体の変化によって、天気を予報していたそうです。
現在では天気予報の道具としてではなく、インテリア雑貨として楽しむことが多いです。インテリア雑貨として販売されているストームグラスですが。業務用ガラス容器を使えば自分で手作りすることもできます。材料も業務用ガラス容器としょうのう・無水エタノール・精製水のみで作ることができるので、チャレンジしやすいでしょう。
中に入れた液体が沈殿したり結晶する、不思議な様子を見て楽しむものなので容器は透明なものを選びます。透明な容器にはプラスチック製もありますが、ストームグラスは無水エタノールを使用するので避けたほうが良いでしょう。なぜならプラスチックの種類によっては、アルコールで溶けるなどして変形してしまう危険性があるためです。業務用ガラス容器はアルコールにも強いガラス製なので、安心して使うことができます。
無水エタノールなどの液体を入れて作るので、容器は密閉性が高いものを選ぶのもポイントです。業務用ガラス容器は密閉性の高い商品が多いので、この点もクリアしています。意外と簡単に作れるのでお子さんの自由研究にもおすすめです。