業務用の食品容器に使われる材質には、いくつか種類があります。もっとも多いのはプラスチックで、これなら水分が多い食べ物を入れても漏れたりしません。しかも頑丈な反面、軽くて持ち運びがしやすいというメリットがあります。唯一匂いが食材に移ってしまうという欠点はありますが、比較的手軽に扱える点からもっとも利用されている容器です。
ガラスも業務用の食品容器としてよく使われている素材です。透明なため中身がわかりやすく、見た目にもきれいなのが特徴です。そしてプラスチックのように、食材に匂いが移ってしまうという心配もありません。ただし壊れやすい上に重量があるため、取り扱いには注意が必要です。
また容器の値段がやや高めなため、利用する際のコストがかかるというのも難点になります。ステンレスも業務用の食品容器としてよく使われている素材です。頑丈で汚れがつきにくいためいろんな食材で使われています。金属の割に錆びにくいので、その点は取り扱いがしやすいといえるでしょう。
そしてなにより耐久性が高いのがこの素材を使うメリットになります。また紙製品も業務用の食品容器ではよくみかけます。加工によって耐久性や耐水性が上がった物は、飲み物を入れてもこぼれたり漏れたりしません。若干脆いのが欠点ですが、通常の用途ですぐに壊れたりすることはないでしょう。
これもプラスチック同様に取り扱いがしやすく、使われていることが多い業務用の食品容器の一つです。